日本橋三井ホール(日本橋室町2-2-1、03-6427-3633)で3月6日、「食べるアート展 L'art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」が始まった。
稀代の美食家、北大路魯山人が生前通った名店の一流の味が楽しめる
「日本の美食」をテーマに体験型アートを展開する同展。2013年にパリで開催され、好評だった食とデジタルアートのコラボ企画展「L'art de Rosanjin」をベースに、新たに日本版として発展させた内容となっている。
芸術家で稀代の美食家として知られる北大路魯山人の美学「美しく味わう」をコンセプトに、魯山人が生前通った寿司店「銀座 久兵衛」や日本料理店「紀尾井町 福田家」など一流の味が楽しめる「美食の一品」(1,800円、限定200食)、ミシュラン1つ星を外国人最年少で獲得したフレンチシェフ松嶋啓介による新感覚和食「食のLaboratory」(1,300円、限定600食)を用意する。
日本橋の老舗天ぷら店「てん茂」とコラボし、天ぷらを揚げる音をBGMに皿上にプロジェクションマッピングで料理を投影させ、バーチャルで「食の美」が体験できる。食材の旬だけではなく、食空間の季節感も意識し、桜木のオブジェや桜プロジェクションでお花見空間を演出する。
開場時間は11時~22時30分。入場料は大人1,000円、中高大学生800円、小学生以下600円、3歳以下無料。3月24日まで。