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日本橋三越で第70回「春の院展」 巨匠から新鋭まで日本画壇の「今」描く

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 日本橋三越本店(中央区日本橋1、TEL 03-3241-3311)で現在、「春の院展」が開催されている。主催は公益財団法人 日本美術院、読売新聞。

日本画壇をリードする巨匠から新鋭まで、300余点の作品を一堂に展示

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 院展は日本美術院による日本画の公募展で、「春の院展」は1945(昭和20)年から日本橋三越本店で開催され70回目を迎える。同店の新館・本館7階全フロアに設営された会場には、応募総数840点の中から選ばれた力作300余点が一堂に展示されている。

 日本美術院は1898(明治31)年、東京美術学校校長の職を退いた岡倉天心が「大学の後に大学院があるように、美術学校にも院が必要だ」という考えから、共に辞職した橋本雅邦、横山大観、下村観山、菱田春草らと共に設立した研究団体。以来、近代日本美術をけん引しながら芸術を通して日本の文化と伝統を未来につなげる活動を続けている。

 今回も日本画壇をリードする巨匠の作品から新鋭の画家の意欲作まで、日本画の「今」が楽しめる内容を展開する。第70回記念特別展として第35回 からの「表紙絵」約30点も展示(東京展のみ)。東京を皮切りに、11月8日の栃木展まで全国13都市を巡回する。

 開催時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。入場料は、一般・大学生=800円、高校・中学生=600円、小学生以下無料。4月6日まで。

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