日本橋エリアで3月18日から、春の恒例イベント「日本橋 桜フェスティバル」が開催される。

重要文化財「三井本館」に映し出される桜模様

　同エリアではフェス期間中、桜をテーマにしたさまざまなイベントを企画する。毎日18時30分～23時は、重要文化財「三井本館」などの歴史的建物や、コレド室町1・コレド室町2、日本橋三井タワー、YUITO、東京駅八重洲口　グランルーフ、グラントウキョウ　ノースタワーなどの商業施設を桜色の光で染める「桜ライトアップ」を行う。福徳神社への参道「仲通り」沿いでは、「日本桜風街道」と銘打ち、昼は春風になびく桜短冊を、夜は映像と音響の演出を加えたインスタレーションを展開する。

　エリア内の施設や店舗では全国各地の桜の風景写真を展示し、47都道府県の桜を鑑賞しながら「お宝」を探し当てる体験型イベント「ニホンバシ宝探し　幻の桜～幸せを呼ぶ江戸小紋～」を行う。3月26日・27日は2日間限定で、「仲通り」「浮世小路」周辺に日本橋の老舗や飲食店が屋台を出店し、日本桜風街道の幻想的な桜吹雪を愛（め）でながら限定メニューが味わえる「ニホンバシ桜屋台」を展開。4月4日～4月10日は、「ニホンバシ 桜バル 2016」を開き、同エリアの参加店舗約80店を回遊できるクーポンチケットを販売する。

　そのほか、今年初の試みとして会期中の土曜・日曜・祝日と、3月24日・25日、4月1日・5日・6日、「人力車発祥の地」日本橋の桜と新旧街の名所を回遊する「桜人力車」を運行する。買い物額に応じた乗車無料特典や、「人力車発祥の日」の3月24日には特別価格で乗車できる日も設定する。福徳神社では、期間限定で桜色の「桜みくじ」が登場。桜の枝に見立てたみくじ掛けに桜色のおみくじを結んでもらい、桜みくじの桜で満開にさせる趣向を凝らす。

　4月10日まで。