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日本橋で洋食と日本酒コラボ会 大吟醸とローストビーフのマリアージュ楽しむ

純米大吟醸によく合う特製のローストビーフを手にする「レストラン桂」2代目の手塚清照さん

純米大吟醸によく合う特製のローストビーフを手にする「レストラン桂」2代目の手塚清照さん

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 日本橋の老舗洋食店「レストラン桂」(住所)で11月26日、江戸切子と日本酒で洋食コースを楽しむ食イベント「よるかつら001」が開催された。

1963(昭和38)年創業の洋食店「レストラン桂」

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 1963(昭和38)年創業の同店、ローストビーフやえびフライ、ポークカツレツ、イタリアンスパゲティなど豊富な単品メニューの数は昭和のころから変わっていないという。丁寧な仕事の街の洋食屋として室町かいわいのオフィスワーカーや買い物客に愛されてきた。

 イベントのテーマは「洋食×日本酒」。洋食のコース料理に、日本橋発祥といわれる江戸切子の酒器で日本酒を合わせて楽しむというもの。同店2代目の手塚清輝さんと「日本橋日本酒利き歩き」など多くの酒イベントを主宰する新川屋佐々木酒店4代目当主の佐々木邦秀邦さんが、「ご飯によく合う洋食は、同じコメが原材料の日本酒にもよく合うはず」と意気投合して企画した。

 ポテトサラダにつくだ煮を合わせるなど、独自の洋食コースメニューは手塚さんが考案し、10種類の日本酒はメニューに合わせて佐々木さんが吟味。今回は日本橋蛇の市本店5代目の寶井英晴さんも「助っ人お燗(かん)番」として参加して日本酒党の参加者を喜ばせていた。

 近所の老舗の素材を使うなど、日本橋を意識したメニュー構成にしたという手塚さん。「おかげさまで今回はすぐ満席になった。第2弾も企画するので街の洋食屋のメニューと日本酒のマリアージュを楽しんでほしい」と話す。

 同店の営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。土曜はランチのみ。日曜・祝日定休。

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