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日本橋大伝馬町で国際アート展 日本、トロント、シンガポールの作家が集結

トロントで活躍するアーティスト10人の作品と、同作品の表現と対比する形で日本国内やシンガポールで活動する同世代の人気作家の作品を展示

トロントで活躍するアーティスト10人の作品と、同作品の表現と対比する形で日本国内やシンガポールで活動する同世代の人気作家の作品を展示

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 アートスペース「NICA:‐Nihonbashi Institute of Contemporary Arts」(日本橋大伝馬町13)で現在、「同時多発的による重層性~Multi Layered Surfaces展~」が開催されている。

絵画や写真、インスタレーションなど16作品を紹介する。

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 カナダ・トロントと東京で活動するアーティストでキュレーターの武谷大介さんが企画した同展。

 会場では、武谷さん、トロントで活躍するマシュー・カーヴァーさんやヤニータ・エアさん、ダイアン・マリーさんなどのアーティスト9人の作品と、同作品の表現と対比する形で日本国内やシンガポールで活動する同世代の人気作家の作品を展示。絵画や写真、インスタレーションなど16作品を紹介する。

 同展と連動して、カナダ大使館内高円宮記念ギャラリー=「Multi Layered Surfaces」(10時~17時30分、6月6日まで)、若山美術館=マット・ブラウン個展「An Ontological History」(13時~17時、6月30日まで)も行う。

 武谷さんは「トロントはカナダの片隅の地方都市だが、人種、文化、宗教、言語の混在が世界中でも類を見ない街。世界最大のLGBTプライドパレードや、世界中の文化を紹介する多くのフェスティバルが開かれるなど、多文化主義では世界最先端」と話す。

 「多様性・多層性を持つ『Multi Layered(=重層的)』な存在となることで、アートの辺境にあっても世界の先端でいることができる。今回の一連の展示は、中央集権化し停滞している日本のアートシーンに一石を投じる試みでもある」とも。

 開催時間は13時~17時。日曜休館。観覧料は、一般=500円、中学生以下無料。6 月15 日まで。

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