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日本橋で住民手作り企画「くされ市」 江戸から続く古市、出店者募集

大伝馬町のメインストリートでかつては江戸一番の目抜き通りであった「えびす通り」を一部封鎖し、「ブロックマーケット」として開催

大伝馬町のメインストリートでかつては江戸一番の目抜き通りであった「えびす通り」を一部封鎖し、「ブロックマーケット」として開催

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 日本橋の「べったら市」地域振興会が現在、「日本橋くされ市」の出店者募集を行っている。

地元の新旧住民が手作りで運営する「くされ市」

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 日本橋大伝馬町えびす通りで5月26日に開く「くされ市」。同エリアで江戸中期から現在も続く秋恒例の「べったら市」の前身として開かれていた市で、祭壇への供え物を売る市がはじまり。「ガラクタなどを売買する市」という意味もある。2014年に地元住民の手で復活し、今年で6回目を迎える。

 大伝馬町のメインストリートでかつては江戸一番の目抜き通りであった「えびす通り」を一部封鎖し、「ブロックマーケット」として開く。例年、創業300余年の老舗日本料理店「魚十」(日本橋大伝馬町)や刷毛(はけ)・ブラシ専門店「江戸屋」(日本橋大伝馬町)など地元の老舗、「日本けん玉協会」「日本橋パパの会」などの地元団体が参加し、1日で近隣の住民約2000人の人出でにぎわう。

 クリエーター拠点「Creative Hub 131」や昨年銀座から移転した「麗人舎ギャラリー」(日本橋大伝馬町)などのアート関連や「DALIA食堂」(日本橋大伝馬町)、鉄道居酒屋「キハ」(日本橋堀留町)などの飲食店も出店を予定しており、約40店が1坪に区切られた小さなブースで、雑貨や食品などさまざまな品を売り出す。

 出店条件は日本橋エリアの在住・在勤者で、地元民による推薦者も受け付ける。出店料は、物販で1小間(1.8メートル×1.8メートル)=3,000円。飲食・食品販売は1小間=5,000円。開催時間は11時~17時。申し込みはファクスで受け付ける(応募者多数の場合抽選)。

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