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明治座で16年ぶりの歌舞伎公演へ-チケット発売

若手人気役者が登場する「花形歌舞伎」を上演

若手人気役者が登場する「花形歌舞伎」を上演

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 明治座(中央区日本橋浜町2)で5月に上演される「花形歌舞伎」のチケット販売が3月28日、始まる。

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 明治を代表する役者の一人、初代・市川左團次を座元として誕生し、歌舞伎との縁が深い同劇場だが、同公演は16年ぶりの歌舞伎。今回、市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎、中村七之助を中心とした人気若手役者による「花形歌舞伎」の舞台となる。

 同劇場は、過去に何度も大火や戦災による苦難に陥りながら、地域の人々に復興を支えられてきた歴史を持つなど、久しぶりの歌舞伎公演は地元の「待望」でもある。

 同公演の昼の部は人気の狂言「義経千本桜」。初めて狐忠信を演じる亀次郎の「宙乗り」は見どころの一つ。そのほか、「蝶の道行(ちょうのみちゆき)」「封印切(ふういんきり)」を上演する。夜の部は、三遊亭円朝の怪談話を基にした「怪談牡丹燈龍(かいだんぼたんどうろう)」。初役で務める染五郎の伴蔵、七之助のお峰など華やかな顔ぶれ。そのほか、勘太郎が次郎冠者(じろうかじゃ)として軽やかな踊りを披露する「高杯(たかつき)」を上演する。

 「歌舞伎を初めて見る方に楽しんでいただくのはもちろん、歌舞伎ファンには下町の風情が残るこの地域を知ってもらい、さらに地元を盛り上げていくきっかけになれば」と宣伝課担当者。

 公演は5月3日~27日。開演は、昼の部=11時、夜の部=16時。一等A席=1万2,000円、一等B席=1万円、二等=席8,000円、三等A席=5,000円、三等B席= 3,000円。

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