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人形町名物がスイーツに-箱崎・ロイヤルパークホテルが限定販売

(手前)「江戸風鈴周」、(左奥)「江戸豆腐コロッケ揚げぱん」、(右奥)「江戸人形焼ブリオッシュ」

(手前)「江戸風鈴周」、(左奥)「江戸豆腐コロッケ揚げぱん」、(右奥)「江戸人形焼ブリオッシュ」

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 ロイヤルパークホテル(中央区日本橋蛎殻町2)は5月11日から、人形町名物をアレンジしたオリジナルスイーツを限定販売する。

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 日本橋三越(日本橋室町1)で開催される「第7回世界ホテル逸品グルメフェア」で販売する数量・期間限定品。同ホテルは毎年同フェアに参加し、デリカテッセンの商品を販売してきたが、今年は日本橋架橋100周年を記念し、地元の老舗店とコラボレーションした特別オリジナル商品を用意する。

 「江戸風鈴周(エド・プリン・シュー)」(525円、1日50個限定)は水天宮の老舗和菓子店「つくし」(日本橋人形町2)の名物プリン「人形町風鈴」を入れたシュークリーム。同プリンは1851年生まれの初代・鷺谷米蔵さんが残した「西洋風茶碗蒸し菓子」のレシピを基に、5代目・鷺谷眞観さんが現代に復刻したもの。厳選した牛乳と卵を使い、添加物を一切使わず、昔懐かしいコクのある味わいが特徴。同ホテル営業企画室長の岡村佳一さんもファンの一人で、親交のある眞観さんにカスタードクリームの代わりに同プリンを入れるシュークリームを提案した。

 プリンの大きさに合わせ専用のシュー生地を作った。「プリンが生菓子なのでシュー生地に入れるとしみ出してしまわないか心配だったが、人形町風鈴はしっかりしたプリンなので問題なかった」と岡村さん。できあがった試作品に眞観さんも太鼓判を押す。

 「江戸人形焼ブリオッシュ」「江戸人形焼生クリームパイ」(以上315円、1日各100個限定)は、1907(明治40)年創業の「板倉屋」(日本橋人形町2)の人形焼きをカスタードや生クリームとともにパイ生地に入れたもの。全て手作りで「冷めても油っぽくならない」というこしあん入りの人形焼きを使い、生地の間から七福神の顔がのぞくユーモラスな見た目も特徴だ。

 「江戸豆腐コロッケ揚げぱん」(210円、1日100個限定)は、甘酒横丁の老舗豆腐店「双葉」(日本橋人形町2)の名物「豆腐コロッケ」をパン生地で包んで揚げた一品。「揚げ物をさらに揚げるというアレンジだが、意外とくどくない」と岡村さん。そのほか、マスクメロンをふんだんに使った「極みのメロンたっぷりdeシュー」(1,050円、同50個)も用意する。

 フェアの開催時間は10時~19時。今月16日まで。

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