人形町・堀留町を中心とした地域で7月7日、「七夕ゆかたまつり」が開催された。主催は東京織物卸商業組合(中央区日本橋堀留町1)が運営する「きものシティ東京実行委員会」。
同地域は江戸時代から全国の産地から集まった着物を売る呉服商業の中心地として栄え、現在でも多くの繊維問屋が集まる。同委員会は「より多くの人に夏のカジュアルウエアとして伝統のある浴衣に親しんでもらいたい」と、7月7日を「浴衣の日」に定めた。同イベントは毎年開催されているが、東日本大震災の影響が長引き、例年以上の節電への取り組みが求められる今年、浴衣を「クールビズ」ファッションと位置付けPRした。
当日は、繊維問屋の店頭をはじめ、銀行、旅行代理店など12社(店)の窓口でも全員が浴衣を着て対応。女性だけでなく、男性も浴衣姿で仕事に励んだ。