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日本橋公会堂で「明治のマジックショー」-西洋奇術と手妻を織り交ぜ再現

水芸など日本古来の奇術「手妻」を披露

水芸など日本古来の奇術「手妻」を披露

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 日本橋公会堂(中央区日本橋蛎殻町1)で10月18日・19日、「明治のマジックショー」が開催される。主催は東京イリュージョン(杉並区)。

松旭斎天一の没後100年を記念

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 日本マジック界の一代流派「松旭斎(しょうきょくさい)」の宗家である松旭斎天一の没後100年を記念した同イベント。プロマジシャンで手妻師の藤山新太郎さん率いる藤山一門が演じる。

 1868(明治元)年、いち早く西洋マジックを取り入れ、洋服を着て演じたことで知られる天一。水芸や七変化などの、日本古来の奇術「手妻(てづま)」を現代に通用すべくアレンジした中興の祖でもある。

 同イベントでは、「トランク抜け」など天一が実際に演じていたマジックを披露する。「明治時代に始まった作品だけを選んで演じるというのは珍しい」と藤山さん。「最近はテレビでマジックショーを放映することも少なくなったが、今でも根強いファンがいる。この機会に子どもから年配の方まで多くの人に楽しんでもらえれば」とも。

 当日は、6人のマジシャンが出演し、古典奇術のアレンジ作品や、イギリスでの世界奇術大会「FISMコンテスト」での演技なども披露する。

 鑑賞料は、前売り券はA席=4,000円、B席=3,000 円、当日券はA席=4,500円、B席=3,500円。開演は18日=18時30分、19日=14時30分。

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