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人形町「佐々木酒店」でボジョレ・ヌーボー解禁イベント-午前0時に乾杯

未明にもかかわらず地元の男女でにぎわう

未明にもかかわらず地元の男女でにぎわう

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 人形町甘酒横丁の酒販店「新川屋 佐々木酒店」(中央区日本橋人形町2、TEL 03-3666-7662)で11月14日深夜から15日未明にかけて、ボジョレ・ヌーボー解禁イベント「解禁するや否や飲む会」が開かれた。

年々広がりを見せる「甘酒横丁ボジョレ会」、今年は地元の男女50人が集まる

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 毎年11月第3木曜に販売や飲用が解禁されるボジョレ・ヌーボー。日本は、時差の関係で先進国の中でも最も早く解禁日を迎えるとあって、「ならば、解禁と同時に飲もうじゃないか」と解禁日の午前0時をまたぐ会として企画された。近辺のレストランバー「バラード」(日本橋人形町2)と老舗すし店「喜寿司(きずし)」が協力し、温かいつまみも提供した。

 5回目となる今年も、解禁前の14日深夜23時45分から翌1時30分まで開催。地元在住勤の30~40代を中心に男女約50人が集まり、終電後の深夜にもかかわらず大きなにぎわいを見せた。

 「もともとは、バラードの店長と喜寿司の職人さんと3人で飲んでいたときに生まれた企画。初回はたった7人とほぼ内輪だけのイベントだったが、通りがかった人が参加するようになり、年々リピーターが増えた」と佐々木酒店の若旦那・佐々木邦秀さん。「商店街の店の方とその常連さんもたくさん参加いただいている」とも。

 今年開栓されたのは、ボジョレ地区の中でも特定の39の村で生産されたワインだけに付けることが許された称号「ヴィラージュ・ヌーボー」を含む18種類のヌーボー(新酒)。つまみには、喜寿司の「ゲソを使ったブイヤベース」や、バラード名物の炭火であぶった「塩麹牛モモ肉の串焼き」などが用意された。参加者はワインとつまみを飲み放題、食べ放題で楽しんだ(参加費は2,800円)。

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