隅田川で4月21日、「第82回早慶対抗競漕(きょうそう)大会(早慶レガッタ)」が行われた。
同大会は、早稲田大学と慶応義塾大学によるボートレースの対抗戦で、1905(明治38)年に第1回が行われた。イギリスのオックスフォード大対ケンブリッジ大、アメリカのハーバード大対イエール大のレースと並び、「世界3大レガッタ」と称されることもある。
当日は朝から小雨が降る中、全15レースを開催。8人のこぎ手と1人の舵手(だしゅ)が乗り込むメーン種目「エイト」では、新大橋付近から桜橋までの総距離3750メートルを漕破。12レース目の第二エイトは早稲田大学、最終レースの「対校エイト」は慶応大学が、それぞれ連覇を果たした。