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日本橋タカシマヤで「笑点」放送50周年記念展 小道具や座布団体験コーナーも

座布団10枚達成賞品の一つ、三遊亭小遊三さんが獲得した巨大歌丸人形がお出迎え

座布団10枚達成賞品の一つ、三遊亭小遊三さんが獲得した巨大歌丸人形がお出迎え

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 日本橋タカシマヤ8階で4月27日、「笑点放送50周年特別記念展」が始まった。主催は日本テレビ放送網(港区)。

日本橋久松町出身という林家木久扇さんも応援に駆け付けた

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 昭和46(1966)年5月15日の第1回放送から、日本のテレビ史における「最長寿の演芸番組」として多くのテレビファンに親しまれてきた同番組。番組名の「笑点」は初代司会を務めた立川談志さんが当時話題になっていた小説「氷点」をもじって名付けたという。

 オープニングセレモニーには日本橋久松町出身という林家木久扇さんが登場し、5代続く司会者の人柄や思い出話などを披露した。先代の司会者、圓楽師匠が本番中に本当に寝てしまい、「どういう問題ですか?と聞くと『自分で考えるんだよ』と言われた」とのエピソードや、現司会の歌丸師匠についても「手入れのいい遺跡から出てきたミイラのような、きれいなおじいさん」と木久扇流に紹介した。

 47年間大喜利メンバーを務め、出演回数は2,300回を超えるという木久扇さん。「もう2万回くらいジョークを言っているが、人間そんなに面白いことが言えるもんじゃない。1回の放送で10回くらいダジャレを言って、後は物販。本やラーメンの宣伝とか、必ず自分が得するようなことを言っている」と会場を沸かせ、「この記念展も入場料が無料だと、いい加減に入って、いい加減に出て行くので、隣の売店で何か買って協力してもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 会場には、番組の歴史を振り返る年史パネルコーナーをはじめ、大喜利の舞台を再現したセットや番組内で使われた小道具の展示、おなじみの「座布団」に座ることができる体験コーナーなどを設置。「笑点」50年の歴史と魅力が体感できる内容となっている。

 開催時間は10時30分~19時30分。入場無料。5月9日まで。

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