「新参者」のキーアイテムになった「こま」、人形町の手ぬぐい販売店が販売

「新参者」の重要シーンで使用されたものを模した「こま」

「新参者」の重要シーンで使用されたものを模した「こま」

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 人形町の手ぬぐい専門店「ちどり屋」(中央区日本橋人形町1、TEL 03-5284-8230)は6月21日、テレビドラマ「新参者」の重要シーンで使用されたこまを模した商品の販売を始めた。

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 新参者は、今年4月からTBS系で放送され高視聴率を獲得した人形町が舞台のサスペンス。同店は、ドラマ最終回で事件の重要なアイテムであるこまを販売する小間物店「ちどり屋」として登場。劇中では、みのもんたさんが店主役を務め、主演の阿部寛さんとの掛け合いの舞台となった。

 同店は、手ぬぐい1,200種類を販売する専門店。工芸品は通常取り扱っていないが、今回、実際の撮影で使用されたこまの写真を基に、民芸品や木工品の生産が盛んな群馬県高崎市の職人の手で、できる限り忠実に再現して商品化した。ドラマ同様、よりひもを使用。色付けには人工塗料ではなく食紅を使い、子どもが口に入れても無害で安全であることにもこだわったという。価格は、単品=630円、「日本橋人形町手ぬぐい」とのセット=1,680円。

 同店の手ぬぐいは、普段、近隣の企業や店舗が贈答品や出張の手土産用に利用することが多いというが、ドラマ放送開始以降、人形町かいわいはロケ地巡りをする観光客でにぎわいをみせており、「最終回放送後、(同店への)来客数はさらに増えた」と店長の森田景子さん。ドラマで登場したこまを探して訪れる人も多く、「急いで作っておいて良かった」と話す。1日30個ほど売れているという。

 営業時間は11時~19時。日曜定休。

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