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日本橋で年末の風物詩「三越の第九」 店内に響き渡る200人の歓喜の大合唱

力強い「歓喜の歌」が5階吹き抜けの中央ホール全体に響き渡る

力強い「歓喜の歌」が5階吹き抜けの中央ホール全体に響き渡る

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 日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)の本館1階中央ホールで12月29日、年末恒例の第九コンサートが行われた。

都内有数の実力派、台東区民合唱団から約200人が参加

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 毎年、年の暮れに行われる同イベントは今年で31回目。会場となった本館1階中央ホールにはソプラノ、アルト、テノール、バスのリードに加え、台東区民合唱団から約200人が参加し、東京藝大指揮科の酒井敦さんの指揮でベートーベンの交響曲「第九番」第四楽章を大合唱。力強い「歓喜の歌」が5階吹き抜けのホール全体に響き渡り、約30分間のプログラムに多くの買い物客が足を止めて聞き入っていた。

 同合唱団は来年創立35周年を迎える都内有数の実力派合唱団で、三越のOBも多く在籍している。今回から混乱を避けるために事前に240枚の着席整理券を発行したところ、かえって宣伝になってしまい例年よりも多くの観客が詰めかけたという。

 毎年「三越の第九」を聴きにきているという夫婦連れは「いつもながら、生声の迫力に圧倒された。来年も良い年になりそう」と笑顔を見せていた。

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