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300系新幹線、ラストラン-多くのファンに見守られ、東京駅を出発

 最終列車は臨時列車「『ありがとう300系』のぞみ号」(のぞみ329号)として、東京駅を10時47分に出発。

 最終列車は臨時列車「『ありがとう300系』のぞみ号」(のぞみ329号)として、東京駅を10時47分に出発。

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 東海道新幹線300系車両が3月16日、ラストランを迎えた。

300系新幹線、初代「のぞみ」最後の花道

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3 00系は初代「のぞみ」用車両として1992年に営業運転を開始。時速270キロで走行し、東京~新大阪間を2時間30分で結んだ。その後、後継車両の700系の投入に伴い、のぞみとしての運用から一時撤退したが、品川駅開業に併せたダイヤ改正により、再びのぞみとして復帰。2007年以降は、N700系と入れ替わり廃車が本格化していた。

 2月17日からは、引退記念として、300系の一部車両に車体装飾を施して運行。先頭車両のヘッドマークとサイドステッカーに「SHINKANSEN SERIES300」「ありがとう。LAST RUN 2012.3.16」とあしらわれた。

 最終列車は臨時列車「『ありがとう300系』のぞみ号」(のぞみ329号)として、東京駅を10時47分に出発。多くのファンや報道陣が見守る中、乗務員への花束贈呈式が行われ、惜しまれながらホームを後に。新大阪駅には、13時23分到着した。

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