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小伝馬町のギャラリーでイラスト個展-7年間描きためた「顔」を展示

今回は未発表作品を含め、鮮やかな配色の「顔」を26点展示する。

今回は未発表作品を含め、鮮やかな配色の「顔」を26点展示する。

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 小伝馬町の「ソーンツリー ギャラリー」(中央区日本橋小伝馬町、TEL 03-6661-1375)で3月20日、イラストレーター玉置容之(ひろゆき)さんによる個展「beginning」が始まった。

日本橋で個展「beginning」-7年間描きためた「顔」を展示

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 玉置さんは1982(昭和57)年生まれで静岡県出身。7年前から「顔」をテーマにした作品を制作し続けている。個展の開催は今回が初めて。「人の顔というのは、実はじっくりと見ることができない。だからこそ興味を持った」と玉置さん。会期中に誕生日を迎え、30歳になる。

 描くのは実在の人物ではなく、架空の「顔」。それぞれに名前や年齢などさまざまな設定を与えるが、特別なメッセージを載せるわけではない。「見た人に勝手なストーリーを考えてもらうのが楽しい。例え、感じるのが怖さや気持ち悪さだったとしても…」と玉置さん。「良くも悪くも心を動かされたという証拠だから」とも。

 同展では、未発表作品を含め、鮮やかな配色のイラストを26点展示「今回は、レイアウトがとてもうまくいった。7年間ひっそりと描きためてきた作品が初めて人と対峙(たいじ)する機会にふさわしいのでは」とプロデュースを担当した同ギャラリーの内田有佳さん。作品は販売も行う。

 開催時間は12時~19時(最終日は18時まで)。4月1日まで(3月26日は休廊)。

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