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丸の内で働く女性向け健康イベント 「まるのうち保健室2015」も募集開始

ステージでは丸の内で働く女性の健康実態を報告

ステージでは丸の内で働く女性の健康実態を報告

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 丸ビル(千代田区丸の内1)1階のマルキューブで9月12・13日、食育イベント「まるのうち保健室、私のからだと仲良くする時間」が開催された。主催は三菱地所、ABCクッキングスタジオなどで構成する「Will conscious Marunouchi」実行委員会。

会場では検査機器を使って体組成や骨密度などを測定

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 10月から始まる「まるのうち保健室2015」の告知をかねて企画された同イベント。会場には特設ステージと協賛企業のブースが設置され、女性を中心に健康に意識の高い参加者でにぎわった。

 昨年の「保健室」には近隣で働く女性を中心に1022人が参加したが、2回目となる今回も引き続き女性向けに設計した検査項目、体組成、ヘモグロビン、骨密度などの機器測定のほか、7タイプに分類し体型別の食生活相談を行う。

 昨年の参加者アンケートでは、丸の内で働く女性の痩せ率が全国平均の2倍以上になる28%で1日の摂取エネルギーも平均で1479キロカロリーと同年代女性に必要な2000キロカロリーを大きく下回っていた。36%にも達する朝食欠食率(全国平均の19.5%)が原因としてあげられ、就業時間が長引くほどアルコールや油ものの摂取量が増え翌朝の朝食欠食率が高まる傾向にあると指摘している。栄養不足、睡眠不足、運動不足の三重苦で、特に妊娠適齢期でもある20代~30代の女性の痩せ率の増加は大きな社会的リスクにつながるという。

 「丸の内で働く女性の健康は危機的状況だが、アンケートでは正確な情報さえあれば正しい食生活を送ることもできるという回答も多い」と調査分析を行った予防医療コンサルタントの細川モモさん。「自分のからだの現状を知って、自分に合った栄養管理を実践してほしい」と語っていた。 

 調査結果を踏まえて、マルキューブに隣接する「Marunouchi Caf?」では、細川さんやモデルのNOMAさんなど働く女性がプロデュースした、理想のメニューを用意。「雑穀米のおにぎり定食」(750円)、「アサイーグラノーラボウル」(650円)の朝食メニュー(7時30分~10時 限定10食 平日のみ提供)や「一汁多彩ランチ」(1200円)、「大豆のランチプレート」(1000円)のランチ(11時~16時、土日祝は10時~17時 限定50食)のほか、「コーヒーゼリーチアシード」、「小豆ベリーの糀糖アイスクリーム」などのスイーツ(650円 14時~ 限定15食)を提供する。(23日まで)

 「まるのうち保健室2015」は10月16日、11月12日、12月2日に開催。開催時間は8時30分~21時10分、WEBサイトで事前申し込みを受け付ける。

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