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日本橋大伝馬町にゲストハウス「シタン」 地域で出会い生むラウンジ併設

エントランス前でほほ笑む運営スタッフ

エントランス前でほほ笑む運営スタッフ

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 東日本橋に3月22日、ゲストハウス「CITAN(シタン)」(中央区日本橋大伝馬町15、TEL 03-6661-7559)がオープンした。運営は「Backpackers' Japan」(台東区蔵前)。

地上から自然光が差し込み、開放感がある地下のラウンジ空間

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 東京都内と京都にゲストハウスを展開する同社の4店舗目となる同店。

 広報担当者の石崎嵩人さんは「店名は、日本橋が五街道の起点であることにちなんで『一続きのものの始まり』を意味する日本語『始端(したん)』から名付けた。旅行者が『幸先のいい旅路の予感』をイメージできるような場所にしたい」と話す。

 建物は地上7階、地下1階、延床面積は約1453平方メートル。シャツ専業メーカー「CHOYA」の本社ビルだった1棟を用途変更し、全面改装した。2階から上が宿泊施設で、ドミトリー(相部屋)、ツインルーム、ダブルルームなど、計6タイプの客室38室を備える。ベッド数は130。1階には、コーヒースタンドや、パソコン作業や読書などに対応する宿泊者専用ライブラリースペース、自炊可能なキッチンを備えた共有スペースを用意する。

 地下1階のラウンジは宿泊者以外も利用できるオープンスペースで、昼は1階のコーヒースタンドで購入した商品を持ち込み飲食もできる。夜は食事や酒を提供するダイニングバーとして営業する。

 「近隣地域からの客と宿泊者との交流が生まれ、あらゆる人々が集い、混ざりあう空間として機能することを狙う」と同店マネジャーの清水翔太郎さん。毎週末の夜は、ラウンジDJが場の空気感に適した音楽を選んでBGMとして流すほか、今後はフード関連や展示・物販などのイベントも開催する予定という。

 清水さんは「世界中から人、料理、音楽が集まることで、宿泊者だけでなく日本橋で働き、暮らす人にとっても、『想定外の出会い』が生まれる場所にしたい」と意気込む。「観光地を回って帰るだけだった旅行者が、日本橋の人と仲良くなったり、逆に地元の方もお酒を飲みながら海外からの旅行客と知り合って話をするなど、気軽な出会いの場になれば」とも。

 宿泊料金は、相部屋1泊=3,000円~、2人部屋1泊=8,000円~。コーヒースタンドの営業時間は8時~19時。バーダイニングは18時~24時。

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