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日本橋で書展「春の予感」 現代書家7人が春を描く

気鋭の現代書家7人がそれぞれの「春」を描く

気鋭の現代書家7人がそれぞれの「春」を描く

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 日本橋の老舗扇子店「伊場仙」が運営する「まちかど展示館」(中央区日本橋小舟町4、TEL 03-3664-9261)で4月1日、書道スタジオ「studio issai」(目黒区)所属の書家7人による書展「春の予感」が始まった。

現代書家・田中逸齋さんの作品「春のコンポジション」

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 ベルギーやニューヨークの国際アートフェア出展やロサンゼルスのアートフェアでの書パフォーマンスで国際的に活躍する現代書家・田中逸齋さんが10年前に立ち上げた同スタジオ。そこで開く書道スクールは、「誰でもうまく書けるようになる」というユニークなメソッドに基づきレッスンを行っており、現在、30~40代の働く女性を中心に100人以上の生徒を抱える。既にプロとして活動する書家も多く在籍し、初心者向けから実践向けのプロ養成コースまで幅広いカリキュラムを用意する。

  展示するのは田中さんの「春のコンポジション」をはじめ、春になり茶色い地面に草木が覆い茂っていく様子を描いた安田邑美さんの「土を書く」、平和と繁栄の象徴である霊鳥・鳳凰(ほうおう)に春のイメージを重ねた岩根妃翠さんの「鳳凰」などの掛け軸に加え、扇子6点を含む13点を展示する。「生命の息吹や躍動感など春のイメージを書で表現した」と田中さん。「難しいことは考えず、書を絵画のように楽しんでいただけたら」とも。

  開館時間は8時~20時。入場無料。今月28日まで。

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