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人形町のご当地キャラ「人之助」LINEスタンプに 下町ことばなど全40種

2011年10月にデビューした日本橋人形町のヤンチャ坊主「下町KING人之助」

2011年10月にデビューした日本橋人形町のヤンチャ坊主「下町KING人之助」

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 5月1日から、人形町のご当地キャラ「下町KING人之助」のLINEスタンプの販売が始まった。

江戸の下町ことばなど40種をそろえる「人之助」のLINEスタンプ

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 「人之助」は、人形町商店街協同組合の発案により、水天宮の「子宝いぬ」にちなんで生まれた白黒ブチの犬のキャラクター。同町が昔から大切にしてきた人情や人助けの精神を象徴して名付けたという。

 2011年秋の「てんてん祭」で初登場以来、近隣小学校の運動会や商店街のイベントなどで活動し、地元の人々に親しまれている。白い折り紙の兜をかぶり、唐草(からくさ)模様の風呂敷を首に巻いた姿が特徴。好物は駄菓子で、ピンクの肉球を触ると子宝・恋愛運アップ、黄色の肉球を触ると金運アップにご利益があるとされ、体の色の黒は魔除け、白は招福を意味する。

 2013年には「ゆるキャラグランプリ」に初挑戦し1580キャラ中928位と健闘。公式フェイスブックページでは人之助が人形町での何気ない発見を、写真やつぶやきで発信し、町のガイド役を務めている。昨年の「てんてん祭」から行っている「人之助フォトコンテスト」では地元住民が街歩き中の「人之助」の写真をインスタグラムなどのSNSに頻繁に投稿しているという。

 スタンプは、人形町出身の漫画家・森本サンゴさんによる原画を基に制作した。価格は40種入り=120円。同組合の青年部にあたる「三水会」スタッフの渥美雄一郎さんは「人形町生まれの『人之助』も今年で6歳。おかげさまで地元のキャラクターとして花見やハロウインなど街のイベントにかかせない存在になった。街にも若いファミリー層が増えて、人形町生まれの子どもも増えている。『人之助』も子どもたちと一緒に、大切に育てていきたい」と話す。

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