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人形町の高級料亭「きく家 はなれ」で利き酒会-蔵元4社が選んだ銘柄を飲み放題

「新川屋 佐々木酒店」の佐々木邦秀さんは企画者の一人

「新川屋 佐々木酒店」の佐々木邦秀さんは企画者の一人

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 人形町の高級料亭「きく家 はなれ」(中央区日本橋人形町1、TEL 03-3664-9032)で4月21日、蔵元4社による日本酒利き酒会が開催される。

落ち着いた佇まいの「きく家 はなれ」

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 同イベントは、同店店主の志賀真二さんと広島の蔵元「藤井酒造」の藤井義文社長、甘酒横丁の「新川屋佐々木酒店」(日本橋人形町2)店主の佐々木邦秀さんの飲み話を発端に始まった。今回が4回目。「女性など日本酒に敷居の高さを感じている方にも、日本酒の楽しさを感じてもらうきっかけになれば」と佐々木さん。

 藤井酒造のほか、福井「田邊酒造」、兵庫「本田商店」、宮城「金の井酒造」が参加。各蔵元が選りすぐって持ち寄る約30本の日本酒を時間制限なしの飲み放題で提供する。

 これまでは、春にできた酒を秋まで寝かせた「冷おろし」のシーズンに開催してきたが、今回初めて春に行う。この時期ならではの搾りたての新酒が楽しめ、つまみも春の食材を多く使う。各蔵元からは経営者や杜氏(とうじ)が参加。酒作りへのこだわりや味わいのポイントなど、生産者ならではの話を酒と共に楽しめるのも特徴。

 例年、早い時間帯は飲食業関係者が短時間で楽しんで帰り、遅い時間帯ほど一般の利用客がまったり立ち飲み風に利用する傾向があるという。

 「イベントで提供する日本酒は、食中酒として料理に合う銘柄にこだわって選んだ。香りの強い有名銘柄のような派手さはないが、酒販店や飲食店などのプロの間で定評のある実力派銘柄がそろう」と佐々木さん。「酒は料理を引き立て、料理は酒によりそう…そんな感覚を味わってもらえれば」とも。

開催時間は15時30分~19時。参加費は3,000円(つまみ付き)。予約不要。

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