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東京駅地下「日本百貨店さかば」で異業種交流会 「地方の名品」テーマに98人参加

「モノヅクリ」と「スグレモノ」にこだわる生産者、ユーザー、バイヤーなど98人が全国から参加

「モノヅクリ」と「スグレモノ」にこだわる生産者、ユーザー、バイヤーなど98人が全国から参加

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 JR東京駅構内にある商業施設「GranAge(グランアージュ)」地下1階の「日本百貨店さかば」で6月5日「モノヅクリ異業種交流会 つながる」が行われた。

千葉県指定伝統的工芸品「江戸つまみかんざし」製作者の、藤井彩野さん

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 日本の「モノヅクリ」と「スグレモノ」をテーマに商品をセレクトする日本百貨店(東京都港区)が企画する同イベント。

 第1回目となる今回は、全国各地の食品生産者や伝統工芸職人、自治体関係者らが、「地方の名品」を題材に、生産者、ユーザー、バイヤーの立場でリアルな交流交換の場を用意。店内には98人が参加し、地方の特産品を通じて料理や酒を楽しんだ。

 プレゼンタイムでは、「アルファー食品」(島根県出雲市)、カゴメ(東京都中央区)、朝日酒造(新潟県長岡市)など食品メーカーの営業担当者が自社商品を紹介。最後に黄色のコスチュームを着た、黄ニラ専業農家の植田輝義さんが「黄ニラ大使」として、岡山産「黄ニラ」の魅力をPRした。

 参加者の一人で千葉県指定伝統的工芸品「江戸つまみかんざし」製作者の藤井彩野さんは「日本百貨店に商品を取り扱っていただいている関係でこの会を知り参加した。いつも作業場にこもって仕事をしているので異業種の人と会う機会は少ない。普段交流のないジャンルの人々に会えたのがとても刺激になった」と話す。

 日本百貨店社長の鈴木正晴さんは「作り手、使い手、売り手、それぞれの応援団、みんながごちゃ混ぜにさまざまな出会いを繰り返しながら新しい『デキゴト』を生み出せれば。毎週土曜にテーマを決めたビュッフェ形式で『立ち飲みイベント』も行っているので、こちらも気軽にのぞいてもらえれば」と話す。

 「つながる」は7月以降、毎月第2水曜の18時に定期開催している。参加費5,000円、要事前予約。申し込みは同店(TEL 03-6206-3533)とホームページで受け付ける。

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