産経新聞社主催、第72回産経児童出版文化賞の受賞作品9点が決定しました。昨年1年間に刊行された全児童図書で、初版が日本語で出版された小学校高学年までが読者対象の作品など4176点を審査。大賞には、大西暢夫さん作『ひき石と24丁のとうふ』が選ばれました。詳細は、5月5日付の産経新聞朝刊または、ニュースサイト「産経ニュース」(https://www.sankei.com/)をご覧ください。
【大賞】
『ひき石と24丁のとうふ』 大西暢夫 作(アリス館)
【JR賞】
『ワルイコいねが』 安東みきえ 著(講談社)
【タイヘイ賞】
『巨石運搬! 海をこえて大阪城へ』 鎌田歩 作(アリス館)
【美術賞】
『おはなしはどこからきたの?』 保立葉菜 絵(BL出版)
【産経新聞社賞】
『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』
東郷なりさ 作 / 江口欣照 写真(文一総合出版)
『えほん ときの鐘』 小林豊 作・絵 (ポプラ社)
【ニッポン放送賞】
『トクベツキューカ、はじめました!』 清水晴木 作(岩崎書店)
【翻訳作品賞】
『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』
ゴンサロ・モウレ 作 / 星野由美 訳(PHP研究所)
『まぼろしの巨大クラゲをさがして』
クロエ・サベージ 作 / よしいかずみ 訳(BL出版)
主催 産経新聞社 後援 ニッポン放送
協賛 JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物、タイヘイ
【産経児童出版文化賞】
「次の世代を担う子どもたちに良い本を」を主旨に、昭和29(1954)年に制定されました。これまでに児童文学、絵本、翻訳本、図鑑などの児童書約1200作品が受賞しています。戦後日本の児童文学、絵本文化の歴史を形づくってきた表彰制度です。
【選考委員】
《文学》 川端有子氏(日本女子大教授)、土居安子氏(大阪国際児童文学振興財団理事)
《絵本・美術》 落合恵子氏(作家・クレヨンハウス代表)、さくまゆみこ氏(翻訳家)
《社会・科学》 木下勇氏(千葉大学名誉教授)、張替惠子氏(東京子ども図書館理事長)
《ゲスト選考委員》 協賛社のタイヘイおよびメディア各社の選考委員が最終選考に参加