「人財」×「デジタル」事業で社会のDXを支援するコクー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:入江 雄介)は、東京ユナイテッドFC(関東サッカーリーグ1部)を運営する一般社団法人クラブエルビーアンドビーアールビー(代表理事:福田 雅)とパートナーシップ契約を締結いたしました。
本契約に基づき、コクーが持つDX人財の育成ノウハウや知見を東京ユナイテッドFCに所属するサッカー選手に提供いたします。コクーが選手のリスキリングを支援する「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」を開始することで、アスリートの新たなキャリア支援モデルの創出を目指します。
■パートナーシップ契約締結の背景
コクーは、「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」をパーパスに掲げ、全ての属性の人たちがデジタルの力を身につけて、様々なライフステージでイキイキと働ける社会を創ることを目指しています。
そのステップ1として女性活躍推進に取り組み、「EXCEL女子」「デジマ女子(R)」「RPA女子(R)」「データ女子(R)」「AI女子(R)」等の“DX人財サービス”を展開。未経験者をDX人財へと育成し、そのDX人財が企業のDXや課題解決を支援してまいりました。この未経験者の育成ノウハウが高い評価を得て、企業・自治体等への外販提供も行い、2025年7月には「エデュケーション事業」を新たに立ち上げました。これまでに4,000名を超えるデジタル人材育成実績を築いています。
その一方で、サッカー選手に限らず、アスリートのセカンドキャリア形成には、ビジネススキルの不足やキャリア教育の不足等、様々な課題があるとされてきました。
この課題に対し、コクーはDX人財の育成ノウハウや知見を活かし、選手のデジタルスキル習得等をサポートすることができると考えました。このサポートによって課題解決に貢献したいという思いから、この度、理念を共にする東京ユナイテッドFCと選手のセカンドキャリア支援を目的としたパートナーシップ契約を締結する運びとなりました。
▼デジタル人財育成を支援する「エデュケーション事業」サイト : https://edu.cocoo.co.jp
■「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」の概要と今後の展望
2025年8月より「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」を開始し、「元町ウェルネスパーク」(東京都文京区)※1 の運営に携わる、高木 俊幸 選手と弓氣田 葵 選手にデジタルスキルを習得するための研修を受講していただきます。長年にわたりプロのサッカー選手としてご活躍されてきたお二人に、ビジネスで必要となるリテラシー、データ分析やデジタルマーケティング等のスキルを習得していただき、習得したスキルで「元町ウェルネスパーク」の認知向上とDXに取り組んでいただきます。
また、コクーとしては、2023年に策定した長期経営計画「VISION2030」において『DX人財輩出企業 No.1~日本の生産性向上を実現し、誰もがイキイキ働ける社会をつくる~』を掲げています。この“DX人財の輩出目標33万人”を実現するためのプロジェクトの一つに「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」を位置づけています。「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」を通して、コクーの教育プログラムを日本サッカー界及び、他のプロスポーツ選手やチームへ展開・拡大していきたいと考えています。
※1:公共と民間が協働で運営し、「100年後の未来の子どもたちにつながる地域の拠点づくり」をテーマに幅広い事業を行う複合施設として、2025年4月1日にオープン。
▼コクーの長期経営計画「VISION2030」:https://cocoo.co.jp/corporate/vision2030/
<研修プログラム:全体の流れ>
「スキル習得」から「実践」までを伴走支援し、成果にコミットする。
- スキル習得:ビジネスで必要となるリテラシー、データ分析やデジタルマーケティングの基礎スキルを習得し、元町ウェルネスパークを中心としたDXの第一歩を踏み出せる状態をつくる。
- コンサルティング:元町ウェルネスパークの課題に合った、効果的なマーケティング戦略を立案。実践フェーズにて、コクーのプロ人財伴走のもと目標達成に向けて施策を実行する為の基盤を整える。
- 実践(伴走支援):習得したスキルを実践で活用いただくため、コクーのプロ人財が “伴走” することで成果を最大化するための支援を実施。「コンサルティング」で定義・策定した施策を自走できる状態になる。
<「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」参加選手>
高木 俊幸 選手プロフィール
1991年5月25日生まれ。神奈川県横浜市出身。171 cm、68 kg。2025 年に東京ユナイテッドFCに加入。
<所属・経歴>
あざみ野FC ─ 東京ヴェルディ1969ジュニアユース (すすき野中学校) ─ 東京ヴェルディユース (日出高等学校) / 2種登録東京ヴェルディ(U-18 U-19 日本代表) ─ 東京ヴェルディ ─ 清水エスパルス ─ 浦和レッドダイヤモンズ ─ セレッソ大阪 ─ ジェフユナイテッド市原・千葉
<高木 俊幸 選手コメント>
まずはこのようなありがたいプロジェクトに参加させていただけて感謝しております。
自分は今までパソコンとは無縁の生活をしていて触れる機会さえなかったので、そんな自分がどこまで期待に応えることができるのか不安もありますが、楽しんでチャレンジしてみたいと思います。
サッカーしかしてこなかった自分がスキルアップして、少しでもセカンドキャリアに不安を持つ人たちに勇気を与えられるように頑張ります。
弓氣田 葵 選手プロフィール
2003年3月28日生まれ、千葉県市川市出身。176 cm、68 kg。2025 年に東京ユナイテッドFCに加入。
<所属・経歴>
新浜小学校 ─ ジェフユナイテッド市原・千葉U-15 ─ 関東第一高校 ─ 東京農業大学
【弓氣田 葵 選手コメント】
この度は貴重な経験をさせていただけることとなり感謝しております。
今まで、大学の授業程度でしかパソコンに触れる機会が無かった自分が、どのくらい成長出来るのか楽しみで仕方ありません。
これから先の長い社会人生活において選択肢を広げることが出来るよう頑張ります。
不安ではありますが、研修を通して沢山のことを吸収しパソコン技術だけでなく、社会人として成長したいと思います。
■パートナーシップ契約締結に向けたコメント
・一般社団法人クラブエルビーアンドビーアールビー
代表理事 福田 雅 氏
私は、サッカーを通じて関わってくれた方々から多くのことを教わってきました。その学びが今の私を形づくっています。
今の自分の人生に自信が持てるから、今の自分の人生を良きものと思えるからこそ、一人でも多くの方々にサッカーのすばらしさを伝えたい。
一方で、サッカーの残酷さも突き付けられてきました。人間のコンプレックスの根源たる敗北感と劣等感も常に隣り合わせのサッカー人生でした。
そんなサッカー人生の酸いも甘いも知るからこそ、アスリートとして一定のレベルに到達した者たちの、努力と能力が尋常でないことはわかっているつもりです。
スポーツのプロ化が進むにつれて頭をもたげてくるようになったアスリートのセカンドキャリア問題。一般社会で生き抜くのに、キレのあるドリブルや高い打点のヘディングや強力なシュートは役に立ちません。ピッチ上で有していた自身の武器が無力化させられ、それらに代わる新たな武器を携えて、広大な社会に打って出る日が必ずやってくるのです。
その新たな武器は何なのか、何を強みとしてこの先の人生を生き抜くのか、必死に考えて欲しい。いつまでもカッコよく誇り高く生きるために。自分の人生をプロデュースできるのは自分自身のみだから。
コクーさんから授かるDXというスキルは、そんな彼らの新たな武器になるかもしれません。ただ、そんな簡単に自身のモデルチェンジはできないもので、高木と弓氣田は、さぞもがき苦しむことでしょう。しかしながら、そこをくぐり抜けた先に、彼らの栄えあるネクストステージが開けることを願って止みません。
・コクー株式会社
代表取締役CEO 入江 雄介
この度、東京ユナイテッドFC様とパートナーシップ契約を締結し、「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」を開始できることを大変嬉しく思います。
コクーは「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」というパーパスのもと、これまで未経験者をDX人財へと育成し、社会のDX推進を支援してまいりました。
アスリートの皆様が長年にわたり培ってきたプロフェッショナルとしての精神力や努力する力は、ビジネスにおいても計り知れない価値を生み出します。一方で、セカンドキャリア形成における課題があることも事実です。コクーがこれまで培ってきたDX人財育成のノウハウを活かすことで、アスリートの皆様がデジタルスキルを習得し、新たなキャリアを切り拓く一助となれば幸いです。
本プロジェクトでは、高木選手と弓氣田選手にデジタルスキルの研修プログラムを受講いただき、「元町ウェルネスパーク」の認知向上とDXに取り組んでいただきます。これは、アスリートのセカンドキャリア支援の新たなモデルを創出するだけでなく、コクーが掲げる「DX人財輩出企業 No.1~日本の生産性向上を実現し、誰もがイキイキ働ける社会をつくる~」というVISION 2030の実現に向けた重要な一歩となります。
東京ユナイテッドFC様と共に、この画期的なプロジェクトを成功させ、取り組みを広げることで、より多くのアスリートの皆様が持続的にイキイキと活躍できる社会づくりに尽力してまいります。
写真<左より>:一般社団法人クラブエルビーアンドビーアールビー代表理事 福田 雅 氏、東京ユナイテッドFC 弓氣田 葵 選手、東京ユナイテッドFC 高木 俊幸 選手、コクー株式会社 代表取締役CEO 入江 雄介
■東京ユナイテッドFCについて
東京都文京区を拠点とするサッカークラブで、現在は関東サッカーリーグ1部に所属。近い将来にJリーグ参入を目指して闘っています。東京のど真ん中(THE HEART OF TOKYO)を代表するクラブとして、スポーツのステータス向上を自らの社会的使命とし、スポーツを通じて地域社会に貢献し、都民の心と体の健康増進、スポーツ文化の創造を目指しています。サッカー人である前に社会人であり、サッカーも社会の一部。社会に認められてこそ、サッカーも、サッカーに没頭する者たちも、その存在意義を有するのであって、「良き社会人たれ、良きサッカー人たれ」をモットーに、社会に必要とされる人材育成に力を入れているクラブです。
▼東京ユナイテッドFC ウェブサイト : https://tokyo-united-fc.jp/
■コクー株式会社について
コクー株式会社は、労働人口減による人手不足を「人財」×「デジタル」で解決し、企業の成長・発展ならびにより良い社会に貢献することを目的に様々なサービスを創造し提供。
「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」というパーパスを掲げ、そのステップ1として、すべての女性が様々なライフステージにおいて手に職をつけてイキイキ働ける社会をつくるために、日々挑戦をし、女性活躍推進企業No.1を目指しています。
また、2023年に策定した長期経営計画「VISION2030」においては「ダイバーシティ&インクルージョン」「地方創生」「業務提携」を重点テーマとして取り組み、『DX人財輩出企業 No.1~日本の生産性向上を実現し、誰もがイキイキ働ける社会をつくる~』を実現してまいります。
<本件に関するお問い合わせ>
コクー株式会社
【報道関係者のお問い合わせ先】
広報グループ 担当:深町 麻希
TEL:080-7681-9473(携帯)、03-3527-1167(代表) MAIL: prg@cocoo.co.jp
【教育事業に関するお問い合わせ先】
エデュケーション事業部
TEL: 03-3527-1167(代表) MAIL:edtech@cocoo.co.jp