東京ステーションホテル(東京都千代田区丸の内1)のバー「オーク」とバー&カフェ「カメリア」で、記念カクテルの人気投票が行われている。
同ホテル開業100周年を記念したイベントで、同社に籍を置く12人のバーテンダーが自信作を出品。社内審査で選ばれた上位3品種で2カ月間、売上数と顧客による人気投票で最優秀作品を選出する。
同ホテルには東京駅開業75周年を記念して考案された「東京駅」という赤レンガ色の名物カクテルがあり、25年を経た現在も多くの客に愛されている。ホテル開業100年を記念して、同ホテルの「顔」になるようなカクテルを創りたいというバースタッフの思いから企画したという。
最終選考に残ったのは、ジンをベースにバイオレットリキュールでふわりと香る花を表現した「Clematis」、日本酒をベースにココナツリキュールで甘みのバランスを整えたという「1915」、「百」の意味を込めた桃のリキュールの白にザクロシロップの赤のワンポイントが美しい「One White in TSK」(以上1,300円)の3品種。
3種類全てをオーダーした客に、投票用紙と非売品のオリジナル缶バッジ、11月2日以降に利用可能な「ホテル100周年記念カクテル ワンドリンク券」が進呈される。
「グループで3品をシェアしながら楽しむお客さまも多い」とチーフバーテンダーの大野琢治さん「ホテルの顔になるカクテルなので、じっくり飲み比べて投票してほしい」と呼び掛ける。
ホテル開業記念日の前日となる11月1日には「100周年記念スペシャルイベント “FromTokyo,Marunouchi”」を開催し、3カクテルの最終決戦を行う。最優秀作品は11月2日以降、開業100年記念カクテルとして販売する。
営業時間は、「カメリア」=11時30分~24時、「オーク」=17時~24時。投票は10月25日まで。