日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)の本館3階ライトウエルで現在、連続テレビ小説「あさが来た」特別展示と「広岡浅子展」が行われている。
幕末から明治の激動期を駆け抜ける女性を描き、常に20%を超える高い視聴率を誇る同番組。ヒロインのモデルとなった広岡浅子が、三越にもゆかりのある三井十一家の一つ「京都・油小路三井家」の出身ということもあり、同展が企画された。
中央ホールを囲む3階ライトウエル会場には、主人公の「白岡あさ」を演じる波瑠さんの等身大パネルや番組で使用した衣装、小道具、台本などを展示。映像コーナーではメーキングビデオも上映する。東側ライトウエルで行われている「広岡浅子展」では、生命保険会社や日本初の女子大学の設立に尽力した広岡の年譜や企業家としての業績、教育家としての取り組みを写真パネルで展示する。
関連書籍コーナーでは原作やムック本などを陳列し、買い物帰りの夫婦連れなどが座り込んで読みふけっていた。書籍類は新館5階の八重洲ブックセンターで販売する。
開催時間は10時~19時30分。入場無料。2月2日まで。