日本橋に3月7日、長崎県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」(中央区日本橋2-1-7、TEL 03-6262-5352)がオープンした。運営はノムラデベロップメント(江東区)。
開館記念として世界文化遺産として登録された「軍艦島」のジオラマも展示
長崎県のアンテナショップは首都圏で初めて。農水産加工品や菓子、酒類、工芸品などの販売のほか、軽飲食コーナーも設ける。店内では今後、世界文化遺産などの観光情報発信、イベントなども開催していくという。
「日本橋には江戸時代、オランダ商館長やシーボルトが滞在した幕府御用達の薬種屋『長崎屋』があり、長崎との縁が深い」と同県物産ブランド推進課の担当者。「カステラやちゃんぽんなどの定番をはじめ、都内では買えない商品や有名観光地以外の魅力ある観光資源を積極的にPRする。長崎の魅力をもっと知ってほしい」と意気込む。
オープニング記念として、昨年7月に世界文化遺産として登録された、明治日本の産業革命遺産である「軍艦島」をかたどったジオラマの展示や、世界文化遺産候補となっている「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のLEGO版大型模型などを行う。このほか、同店で利用可能な買い物券を購入額に応じて贈呈する。
同担当者は「周辺には他県のアンテナショップも数多く集まる。アンテナショップ巡りにぜひ立ち寄ってもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。