日本橋三井ホール(中央区日本橋室町2)で7月8日、「アートアクアリウム誕生10周年記念祭」が始まる。主催はエイチアイディー・インターアクティカ。
10年目を迎える今回は、ディズニー・アニメ映画「ファインディング・ドリー」とコラボ
江戸の知恵と工夫を体感するイベント「ECO EDO日本橋2016~五感で楽しむ、江戸の涼~」の一環。
江戸の庶民に親しまれ、日本橋発祥ともいわれる金魚文化にスポットを当て、水と光・映像など最新の演出技術を融合させた水中アートを展開する。10年目を迎える今回は、7月16日公開予定のディズニー・アニメ映画「ファインディング・ドリー」とコラボし、ナンヨウハギ(ドリー)とカクレクマノミ(ニモ)で彩る「スペシャルアートアクアリウム」を展示する。
映画は、忘れんぼうのドリーがただ一つ忘れなかった家族の思い出を探すため、大冒険を巻き起こすファンタジー・アドベンチャー。家族の絆が描かれており、5街道の起点として人々の交流の場となった日本橋と同作の共通点である「絆」をポイントに世界観を表現する。
「美しい魚や海の世界を主役としたディズニー映画が元で、世界中の皆さんが魚や海に興味を持つことは、私にとっても大変うれしい」とアクアリウムプロデューサーの木村英智さん。
「テーマは『日本橋でドリー詣(もうで)』。神社のように赤い鳥居を設置し、それをくぐるとドリーやニモがいるアートアクアリウムが現れる。歴史と現代、日本と世界が融合した特別展示を見つけてお参りすることで、人々の絆が深まる一助となれば」と話す。
開催時間は11時~23時30分。22時以降は未成年の入場不可。入場料は、大人=1,000円、子ども(小学生以下)=600円、3歳以下無料。9月25日まで。