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日本橋、三井記念美術館で「日本の伝統芸能展」 国立劇場開場50周年記念で

初代歌川豊国画「桐座場内図」(国立劇場蔵)

初代歌川豊国画「桐座場内図」(国立劇場蔵)

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 三井記念美術館(中央区日本橋室町2、TEL 03-5777-8666)で11月26日、国立劇場開場50周年記念特別展「日本の伝統芸能展」が始まった。主催は同館と日本芸術文化振興会、NHK、NHKプロモーション。

文楽人形「初菊」(国立文楽劇場蔵)

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 伝統芸能の保存と振興のために開場した国立劇場の50周年を記念し、伝統芸能を「歌舞伎」「文楽」「能楽」「雅楽」「演芸」「琉球芸能・民俗芸能」と6ジャンルにわけて紹介する同展。

 笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、太鼓(たいこ)、琵琶(びわ)などの雅楽器、能面、歌舞伎衣装、文楽人形などの芸能具や屏風(びょうぶ)、錦絵など芸能を題材とする美術品など、重要文化財を含む100点を展示する。「多岐にわたるジャンルを総括して紹介するのは今回が初めて。特に雅楽の展示が充実している」と三井文庫長の由井常彦さん。「伝統芸能に込められた日本人の美意識や和の心を感じてもらえたら」とも。

 12月17日は国立劇場主席芸能調査役・石橋健一郎さんのトークイベント「伝統芸能よもやま話」も開催する。

 開館時間は10時~17時(金曜日は19時まで)。入館料は、一般=1,300円、大学・高校生=800円、中学生以下無料。月曜と12月26日~1月3日、1月10日は休館(1月9日は開館)。1月28日まで。

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