日本ミシュランタイヤ(千代田区)は11月24日、「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」の「星付き」レストランを発表し、日本橋エリアからは9店が星を獲得した。
東京都15区と横浜市、鎌倉市の飲食店を対象に、幅広いジャンルから選ばれた星獲得店は全266店。従来の「日本料理」から「フランス料理」「イタリア料理」「ふぐ」「すし」「居酒屋」のほか、「とんかつ」「おでん」などの新ジャンルの店が加わり、1人当たり5,000円以下でランチやディナーを楽しめる星付きレストランを示す新しいシンボルマークも追加した。
同エリアの3つ星と2つ星は1店ずつ。3つ星は、90年以上の歴史を持つ人形町の老舗料亭「玄治店(げんやだな)濱田家」(中央区日本橋人形町3)。昨年は2つ星に落ちたが、今年は返り咲きとなった。2つ星は、本店が「ミシュラン」スペイン版で3つ星を獲得している「サンパウ」(日本橋1)。4年連続の獲得となった。
1つ星はマンダリンオリエンタル東京(日本橋室町2)内のレストランからフランス料理「シグネチャー」、中華料理「センス」、ユニークなパフォーマンスが特徴のフュージョン料理「タパス モスキュラーバー」の3店が獲得。そのほか、日本料理「櫻川」、1885(明治18)年創業の天ぷら「てん茂」(日本橋本町4)、1927(昭和2)年創業の精肉店併設のすき焼き「日山」(日本橋人形町2)、そば「むとう」(日本橋室町1)が獲得した。
同書は今月27日発売。価格は2,520円。