
日本橋のコレド室町テラス大屋根広場(中央区日本橋室町)に3月13日、「街角ハミガキスポット」が出現した。主催は第一三共ヘルスケア(日本橋1)。
同社の歯周病予防ブランド「クリーンデンタル」発売40周年を記念した「語ろう!ハミガキプロジェクト」の一環。日本人の健康課題の一つ「歯周病」への興味関心と正しい知識の認知拡大を目的としている。
会場には洗面台や給排水機能を備えた「ハミガキスタンド」や歯磨き体験の感想を発信できる「ハ論調査」コーナーを設置。同社が調査した生活者の実態や歯周病に関する知識が学べるパネル展示なども行った。
中央の特設ステージ上では、同社ブランドマネジャーの松田一成さんが20~50代の男女800人を対象に行った、歯みがき意識に関する調査結果やプロジェクトの概要を発表。女優の松本若菜さんを「1日3回ハミガキ推進部長」に任命し、巨大名刺を授与した。
引き続き行われた「1日3回ハミガキ講座」では大阪大学名誉教授の天野敦雄さんが登壇し、「30代以上の2人に1人が予備軍という歯周病予防には、朝昼晩の1日3回、食後3分以内、3分間の3-3-3が大切」と説明。「フロスは歯磨きの前に。歯磨き粉を歯茎に満遍なく塗ってから磨くのも効果的。昼歯磨きで時間がないときは洗濯機が回っているぐらいの激しいうがいだけでも心がけてほしい」と歯磨きのコツを伝授した。松本さんは「職業柄、できるだけ食後は歯を磨くようにしているが、たまにどうしても時間がなくてしっかり歯みがきをするのが難しい時があるが、これならできそうだ」と笑顔を見せていた。
同社ブランド推進本部H&B事業推進室部長の河畠大治郎さんは「今回は道の始まりであり、薬種商の町としても知られる日本橋の地でキックオフを行った。4月は名古屋のサカエチカマチ、5月は二子玉川ライズガレリアで開催する。全国各地を巡回して歯周病予防の大切さを訴求していきたい」と意気込む。