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ロイヤルパークホテルに室町の老舗「矢の根寿司」-ホテル内に初出店

本店と同じクオリティをホテルでも

本店と同じクオリティをホテルでも

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 ロイヤルパークホテル(中央区日本橋蛎殻町2)地下1階に3月1日、「矢の根寿司」ロイヤルパーク店」(TEL 03-5643-8139)がオープンした。

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 矢の根寿司は1952(昭和27)年に創業し、以来日本橋で営業を続ける江戸前すし店。神田錦町店のほか、本店と同じ室町に支店「寿司筈(はず)」を営業していたが、再開発のため昨年7月閉店しており、同店はそれに代わる店となる。「ホテル内の出店は初めてだが、自分たちの実力を試したい」と同社の江川純一郎社長は意気込む。

 店舗面積は27坪。席数は26席。内装は白木を用い、シンプルで落ち着いた雰囲気で仕上げた。広めのカウンターで「顔の見える接客」を目指す。半蔵門線水天宮前駅直結の立地で、雨の日もぬれずに入店できる。

 仕入れは全て江川さん自身が行う。ネタの質や価格帯は本店と同水準。「ノドグロ」や最高級貝と言われる「エゾアワビ」など珍しいネタも取りそろえる。「鮮度が高く上質な魚を仕入れるため、ありとあらゆる手段を使う。時には利益を無視することも」と江川さん。「隠しネタもあるので予算に応じて気軽に相談してほしい」とも。

 長崎・島原半島出身の店長・瀬川忠信さんは4歳で包丁を持ち、小学校3年生でタイの姿造りができたという「生まれながらの板前」。「(瀬川さんは)矢の根寿司ナンバーワンの実力。不可能という文字はない。無理難題を言って困らせてやってほしい」と江川さんが太鼓判を押す。

 ディナーは7,350円~2万1,000円のコースが中心。ランチメニューは1,000円、1,500円、2,000円の3種の「ランチにぎり(8貫)」のほか、「鉄火丼」「特上にぎり」「特上ちらし」(以上3,200円)、「極上にぎり」「極上ちらし」(以上4,500円)などを提供する。アルコール類は日本酒(1,480円)、焼酎(1,050円)、ひれ酒(1,260円)など。サービス料10%。客単価は、ランチ=4000円、ディナー=12,000円。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~22時。

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