JR東日本(渋谷区)は4月15日、開設1周年を迎えた同社の公式サイト「東京ステーションシティ倶楽部」のコンテンツとして2011年度版「東京駅検定」の提供を始めた。
東京ステーションシティ倶楽部は東京駅内のエキナカ施設や駅に関するさまざまな情報をブログ形式で掲載するサイトで、東京駅検定の実施は今年で2回目。昨年の同サイト開設時に提供した1回目が好評だったことを受け、今回の提供が決まった。
挑戦者は、「東京駅で一番深い場所にあるホームは?」「東京駅の待ち合わせ場所として有名な『銀の鈴』は現在のもので何代目?」「東京駅を舞台とした、松本清張の長編推理小説の作品名は?」など、知っているようで知らない、さまざまな角度から東京駅に関する知識を問う10問にチャレンジする。
正答数に応じて1~3級に認定され(全問不正解の場合は認定なし)、級に合わせてユニークな認定証が発行される。今回の認定証は、同社路線のホームに設置されている発車案内板を模したブログパーツ。昨年は同社の近距離切符をかたどったブログパーツが発行された。
「1回目の検定には約3,200人がチャレンジした。ブログパーツ欲しさに複数回チャレンジした方もいるなど好評をいただいた」とPR担当の横山晋平さん。1級に認定されるには10問中9問以上に正答する必要があり、「昨年の1級認定者は全体の15%程度」と狭き門。「ユーザーが気軽に参加でき、楽しみながら東京駅のことを知ってもらえるコンテンツになれば」と期待を寄せる。
検定無料。東京ステーションシティ倶楽部のサイトから何度でもチャレンジできる。