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三越前駅地下通路で「日本百街道展」―「日本橋」架橋100周年を記念

五街道の成り立ちや銀座、麹町、半蔵門の名称の由来などをパネルで展示。

五街道の成り立ちや銀座、麹町、半蔵門の名称の由来などをパネルで展示。

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 東京メトロ三越前駅付近の地下通路で、「日本橋」架橋100周年を記念した街道に関する特別展が開催されている。主催はNPO法人「全国街道交流会議」(福岡市西区)。

五街道の成り立ちや銀座、麹町、半蔵門の名称の由来などをパネルで展示。

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 五街道(東海道、日光街道、奥州街道、中山道、甲州街道)の起点である「日本橋」は、現在の橋になり、今年で100周年。江戸時代には周辺に伊勢商人や近江商人の大店が連なる大繁華街を形成、江戸の発展と繁栄を支えた歴史を持つ。同展は、街道の景観の保全と街道文化再生についての関心喚起が狙い。1カ月を1単位とし、8月20日~9月21日、9月23日~10月23日、10月25日~11月24日、11月26日~12月25日の計4回、約4カ月にわたり開催する。

 第1回は「日本百街道展」と題し、五街道の成り立ちや銀座、麹町、半蔵門の名称の由来などをパネルで展示。そのほか、羽州街道と奥州街道を結ぶ街道沿いに7つの宿場が置かれたことによって名付けられた「七ヶ宿町」(宮城県)や「日本で唯一江戸時代の地図がそのまま使える」と言われる「萩往還」(山口県萩市)など、「100年歩き継がれ、語り継がれる道になるように」と願いを込めて日本の推奨街道を紹介する。第2回は「木曽中山道展」、第3回は「因幡街道展」、第4回は「しずおか東海道展(仮称)」を予定。

 展示会場は、日本橋と東北地方を結ぶ旧奥州街道の地下空間に当たることから、東日本大震災からの復興を応援するため、東北地方の道路に関わる展示を同時開催。震災による道路の被災状況や、緊急輸送路として約1日で機能を復活させた東北道自動車道(村田~仙台南)、救命・救急ルートを確保するため約2日で通行可能になった11ルートの国道などを紹介する。

 展示会場への入場は無料。

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