東海道新幹線東京駅に2月25日、八重洲南口改札が新設された。
新幹線ホーム全6線に安全対策のための可動柵を設置する工事に着手-可動柵イメージ
これに伴い、JR東海が2006年から進めてきた、きっぷ売り場や改札口の新設など同駅の設備改良工事が完了した。八重洲南口改札は高速バス乗り場に近く、利便性が向上。東海道新幹線の改札口は全部で5カ所、きっぷ売り場は4カ所、20窓口、券売機は25機、待合室は3カ所となった。
同駅は、改札内でも改良が進んでいる。新幹線ホーム全6線に安全対策のための可動柵を設置する工事に着手しており、14番線では今月、使用を開始する。同社では「300系車両が引退し、扉位置の統一化が進み、新型可動柵の技術開発にめどが立ったため」としており、全国ののぞみ停車駅を対象に10年程度かけて設置を進めるという。