中央区観光協会(中央区)は7月から12月まで、区内の老舗や名所を巡る「まち歩きツアー」を開催する。
例年開催している同企画。「文化」と「産業」の2テーマで、14コースを設定する。今年は初めて、「舟めぐり」コースも設けた。
日本橋エリアの「文化コース」では、日本銀行本店本館や日本橋魚河岸跡、郵便発祥の地などを巡る「日本橋『はじめて物語』をたずねて」を9月8日、11月24日に開催。水天宮や小網神社、谷崎潤一郎生誕の地などを巡る「人形町通り・甘酒横丁と周辺散策」は9月22日、12月1日に開催する。中央区文化財サポーターが務めるボランティアガイドが案内。定員は各回15人。
「産業コース」は江戸創業の老舗を巡る。「木屋」「山本海苔」「黒江屋」(7月10日、9月11日、10月10日)、「にんべん」「榮太樓總本鋪」「山本山」(7月4日、9月19日、11月12日)、「江戸屋」「小津和紙」と「薬ミュージアム」(7月20日、9月5日、10月2日)の3コースを設定し、店の歴史や商品の裏話を学ぶ。定員は各回10人。
「舟めぐりコース」は、日本橋船着き場を出発し、勝鬨橋と桜橋の間を往復する90分の隅田川ミニクルーズ。7月12日、8月3日、9月4日に開催する。定員は各回30人。
そのほか、銀座の歴史探索をテーマにしたコースや朝日新聞社、築地場外市場、画廊などを巡るコースも。
参加無料(舟めぐりコースのみ2,000円)。申し込みは往復はがきで受け付ける。各コース開催日の15日前必着。