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日本橋のリノベ-ションビルで「江戸町人文化」勉強会-歴史講座など

クリエイターの若者たちと共同で食事をしながら講座の内容を詰める

クリエイターの若者たちと共同で食事をしながら講座の内容を詰める

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 東京メトロ小伝馬町駅近くのリノベーションビル「Creative Hub 131」(中央区日本橋大伝馬町)で7月7日、江戸町人文化講座「大江戸町人アカデミー」が始まる。主催は、AAN(アート・オウトノミー・ネットワーク)。

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 大伝馬町の宝田恵比寿神社で400年以上続く「べったら市」を新しい視点から盛り上げようと、江戸市民の祭礼や食生活など身近な文化に焦点を当てた同企画。講師は、地元企業の経営者や大学教授のほか、長年べったら市を支えてきた同地域の「長老」が務める。

 会場の「Creative Hub 131」は、昨年夏、アーティストの新野圭二郎さんがアートやクリエーティブの拠点としてオープンした施設。クリエーターのシェア工房として、さまざまな実験的試みを展開している。「江戸時代を近代日本の礎と捉え、わが国ならではのモダニズムを再考察していきたい」とAAN代表の嘉藤笑子さん。

 各回3時間、全5回で構成。第1回は7月7日で、「べったら市の町、旧大伝馬町」をテーマに、大伝馬町生まれで元メルシャン常務の石倉知之さんが江戸で最も地価が高い街だった木綿商の街・大伝馬町の歴史をひもとく。同21日には、「遠足」企画として「築地青果市場見学だいこんツアー」を開催するほか、「日本橋から発信した江戸東京野菜」(8月4日)、「日本橋界隈の本屋さん―須原屋茂兵衛、鶴屋喜右衛門、蔦屋重三郎―」(9月1日)、「屋根の上のつくりもの-江戸の祭りと見世物-」(9月15日)など、地元に根差ざしたテーマを掘り下げる。

 各回の開催時間は14時~17時(7月21日のみ7時~10時)。参加料は1,500円(抹茶・菓子付き)。定員は25人。申し込みはinfo@a-a-n.orgで受け付ける。

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