日本橋エリアで7月6日、参加型イベント「ECO EDO日本橋2012~心で結ぶ、日本の涼~」が始まった。
2008年から始まった同イベント。電力がなかった江戸時代の暮らしと知恵をヒントに、江戸の中心だった日本橋全域で、「クールシェア日本橋」をテーマにさまざまな企画を開催する。
クールシェアとは、家族全員が一つの部屋で過ごしたり、家のエアコンを切って公共施設や店で涼んだりするなど、涼しい場所をシェアし電力消費の抑制を図る活動。環境省が2009年まで主導してきたキャンペーン「チーム・マイナス6%」に代わり、同省が二酸化炭素排出量25%削減を掲げ推進する「チャレンジ25キャンペーン」の一環として提唱する。
同イベントでは、日本橋エリアの107の飲食物販店で、浴衣着用または扇子・うちわ・日傘のいずれか一品を持参した参加者に特典を提供。浴衣の無料着付けサービスやフォトコンテストも行う。
今月12日には、日本橋船着場から隅田川吾妻橋へ納涼船を楽しむ「にほんばし納涼ナイトクルーズ」(17時30分~、19時~)を開催。乗船料は1,500円。8月4日には、日本橋滝の広場で浴衣姿の参加者による「打ち水大作戦」を実施する。
8月26日まで。