日本橋三越(中央区日本橋室町1)で7月25日、トリックアート展「ゲゲゲの鬼太郎トリックアートの館」が始まった。
トリックアートとは、平面の絵画を立体的に描くことで、視界の錯覚を利用した技法。企画制作は、全国の美術館やトリックアート制作会社「エス・デー」(栃木県那須町)が担当。同展はアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の世界を同技法を用いて再現する。
同展は、「鬼太郎の仲間たち 日本縦断の旅」をテーマに、同アニメの第5話に登場する各都道府県の妖怪たちとの遭遇、戦いのシーンを体験しながら進む22のストーリーで構成。東北の「なまはげ」「赤舌」「座敷童(わらし)」、関東・甲信越の「一つ目小僧」「みかり婆(ばばあ)」、東海・近畿の「松の精」「一本ダタラ」など、さまざまな妖怪が描かれたトリックアートの前に立つなどすることで、人とアートが合成されたユニークな構図が完成。見るだけでなく、触ったり、写真に撮ったりしてアートを楽しむことができる。
会場では「目玉おやじ」「ねずみ男」など「ゲゲゲの鬼太郎」グッズも販売。各日先着1500人にオリジナルコースターを進呈する(小学生以下対象、1人1点限り)。
開催時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。入場料は500円(中学生以下無料)。8月6日まで。