東京駅丸の内駅舎前広場で9月22日・23日、駅舎をスクリーンにした映像ショー「TOKYO STATION VISION-トウキョウステーションビジョン-」が開催される。主催はJR東日本。
東京駅や鉄道の歴史と未来を巡る10分間のショーが繰り広げられる。
1914(大正3)年に創建された丸の内駅舎は戦災時に屋根や外壁が消失し長く原型を失っていたが、2007年5月に保存・復元工事に着手。来月1日に同工事を完了し、大正時代当時の姿で再び開業する。
同イベントでは、復活したレンガ作りの駅舎をスクリーンに、最先端の技術「プロジェクションマッピング」を用いて高精細映像を投影。「時空を超えた旅」をテーマに、東京駅や鉄道の歴史と未来を巡る10分間のショーを繰り広げる。
21日、報道各社に公開されたリハーサルでは、汽笛が鳴り響き、蒸気と共にSLが登場するオープニングに続き、建物が組み上がる様やさまざまな鉄道のシーンが幻想的に再現された。
超高輝度プロジェクター46台を使い、幅120メートル、高さ30メートルに及ぶプロジェクションマッピングは国内史上最大規模。映像と音楽の制作は、NHKエンタープライズ(渋谷区)が担当する。
入場無料。各日20時、20時20分、20時40分に開催。小雨決行・荒天中止。