東京駅八重洲口の「大丸東京店」が10月5日、第2期増床工事を終え、グランドオープンする。
2007年11月、「TOKYO・オトナ・ライフスタイル百貨店」をストアコンセプトに掲げ、「グラントウキョウノースタワー」内に第1期オープンした同店。今回は、4割増床の4万6000平方メートルまで売り場を拡大した。
開業は、今年8月下旬から段階的に行ってきた。同22日には地下1階の食品売り場「ほっぺタウン」や74店舗で構成されるスイーツ売り場を開業。9月3日にはルイ・ヴィトン、セリーヌなどのハイブランドショップや「プラステ」「トゥモローランド」などのセレクトショップを軸としたファッションフロア、9月18日には、3フロア展開の「東急ハンズ」や登山・アウトドア用品に特化した「ICI石井スポーツ+ici club」などの専門店が開業した。
最後にオープンするのは、1階の「プラダ」、2階の「ミュウミュウ」、地下1階食品売り場の「KG's New York Deli」「パパブブレ」。「KG’s New York Deli」は、全米1位のシェアを誇るソーセージを使ったホットドッグ「ジョンソンヴィル」やヤンキーススタジアム公式ピザの「ファイマスファミリア」など日本初上陸店を含む、ニューヨークの有名デリの名物アイテム店を一堂に集めたコーナー。ベーグルやサンドイッチなど、ワンハンドで手軽に食べられるデリをそろえる。「パパブブレ」は世界11カ国に展開するキャンディーショップ。日本では4店舗目だが、百貨店への出店は初めて。40~50種類のキャンディーを扱い、季節限定品やオリジナル商品も販売する。味だけでなくデザインにもこだわり、店頭に設けたキッチンでは職人による手作りキャンディーの実演販売も行う。
10月1日の丸の内駅舎に続く同店の全面開業。3連休は、丸の内・八重洲側エリア共に、多くのにぎわいが予想される。