京都市のアンテナショップ京都館(中央区八重洲2)などで2月4日、京都の歴史・文化のPRイベント「京あるきin東京2013~恋する京都ウィークス」が始まった。主催は京都市、京都商工会議所、京都市観光協会、京都創生推進フォーラムの4団体。
大河ドラマ「八重の桜」の放映開始を記念し、新島八重にちなんだイベントも開催
1200年を超える歴史を誇る京都が未来においても世界中で愛され続けられるため、「国家戦略としての京都創生」の理解促進を図る同イベント。約2週間にわたり、京都の歴史、伝統工芸、生活文化を体感できるイベント87件を開催。4日には、オープニングイベントとして丸ビル(千代田区)で京都の舞妓による舞踊の披露や雅楽奏者・東儀秀樹さんと京都市長・門川大作さんによるトークショー、ジャンルを超えて狂言をアレンジした「三番三」の実演、つじあやのさんによるアコースティックライブなどが開催された。東京にある京都ブランドの支店などを巡るスタンプラリー、京都の大学による“知”を深める講座など、東京で京都を発信する企業、大学、団体の協賛企画を展開する。
その他、京都市が相互交流宣言を行っている会津若松市が舞台の大河ドラマ「八重の桜」の放映開始を記念し、東京駅周辺の約10の飲食店舗で、京都・山本本家と会津若松・末廣酒造の2種類の日本酒「八重さん」の無料試飲サービスなどを行う「八重さんのお酒ウィーク」を10日まで開催。京都館で購入もできる。「幕末、京都守護職として街の治安維持を果たしたのが会津藩。今度は京都が、東日本大震災に遭った福島に恩返しをする時」と京都市東京事務所担当者。
今月20日まで。