日本橋本町のあじさい通りで、オカメザクラが満開を迎えた。
オカメザクラは淡い紅色をした早咲きの桜。同通り両側には6、7年前に植樹された26本の並木が続く。例年3月上旬に満開となるが、今年は2日続いた陽気が一気に花を開かせた。
日本橋エリアでは、今月13日から桜をテーマに商業施設とまちづくり団体が連携したイベント「日本橋・春・さくらウィークス」がスタート。31日に人形町甘酒横丁で甘酒2000杯が振る舞われる「桜まつり」、4月5日~7日には八重洲で「日八会さくら祭り」なども予定されている。
一昨年の3月、忘れかけていた季節を教えてくれた花が、今年も都心に春を届けてくれる。