日本橋の老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」(中央区日本橋1)は7月11日、不二家(文京区)とのコラボレーション商品を関東エリアの不二家洋菓子店で限定発売した。
発売したのは、沖縄産黒糖を使用した榮太樓の黒蜜をかけて食べる「黒みつのブランマンジェ」、榮太樓が不二家専用に開発したつぶし餡(あん)を使った「ほうじ茶ロール」(以上300円)、国産小麦を使った生地に米ペーストを加えて焼き上げた生地に同つぶし餡と不二家のミルキークリームをサンドした「特撰ミルキークリーム生どら」(160円)の3品。「生どら」のパッケージ表面には榮太樓の店頭に掛かっている「日よけのれん」をデザインし、裏面には不二家のキャンディー「ミルキー」の包み紙のデザインをイメージした模様を使うなど、いずれも両社の「らしさ」を組み合わせた商品に仕上げた。
コラボレーションを記念し、不二家数寄屋橋店(中央区)の店頭に置かれたペコちゃん人形が期間限定で榮太樓のハッピを着用し、「江戸っ子ペコちゃん」として盛り上げる。