日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)で10月22日、「馬と歌舞伎」展が始まった。主催は日本中央競馬会。
今年創立60周年を迎える同会の記念として企画された同イベント。案内人として市川海老蔵さんを起用し、競馬と歌舞伎の両方が楽しめるコンテンツを用意する。
「馬」は歌舞伎の演目で重要な役割を演じることも多く、熱烈な競馬ファンとしても知られる海老蔵さんが感じる競馬や馬の魅力を、トークイベントや展示コーナーから発信。7階の展示コーナーでは馬事文化財団の所蔵品をはじめ、「心に残る名馬たち」のドラマを映像と合わせて紹介。歌舞伎コーナーでは、作品に登場する「歌舞伎の馬」と「歌舞伎十八番」の衣装を展示する。
「初心者の方は全ての馬を単勝で1枚ずつ買ってみるのも必ず当たって面白いかも」と競馬の楽しみ方をアドバイスする海老蔵さん「歌舞伎も最初は詳しいの人に教わりながら、解りやすい題目を選んで気軽に観てほしい」とも。
屋上のホースパーク「馬とのふれあい広場」には在来馬やミニチュアホースが登場し、馬たちとの触れ合いが楽しめる(10月26日、11月1日~3日)。10月28日には本館1階中央ホールで、JRAジョッキー武豊さんと海老蔵さんによるスペシャルトークセッションを予定。2人それぞれの立場から「馬」と「歌舞伎」についての魅力や関わりを語り合う。開催時間は13時30分~14時30分。
開催時間は10時~19時。同展は11月4日まで。