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日本橋蛎殻町でメゾチントの巨匠、浜口陽三展-銅版画体験ワークショップも

銅版画59点のほか、愛用の道具類、カメラコレクションとモチーフ写真などを展示

銅版画59点のほか、愛用の道具類、カメラコレクションとモチーフ写真などを展示

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 日本橋蛎殻町の美術館「ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション」(中央区日本橋蛎殻町1)で現在、「浜口陽三~センス・モダン~」展が開かれている。

浜口画伯のカメラコレクションやモチーフ写真

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 所蔵コレクションを通して銅版画家・浜口陽三(1909-2000)とその作品の魅力を伝える同館。今回は生涯制作した約200展の作品の中から、初めてのカラーメゾチント作品「うさぎ」を含む銅版画59点のほか、米国の詩人e.e.カミングスから贈られたというメゾチントに欠かせない道具「ぺルソー」などの愛用の道具類、カメラ愛好家でもあった浜口画伯のカメラコレクションと、制作に使われたモチーフ写真などを展示する。

 埋もれていた銅版画メゾチント技法に光を当て、独自に発展させて現代に伝える浜口作品。「目立て」に始まる地道でち密な作業と細やかな表現力は今なおモダンで美しく、その卓越したセンスには驚かされるという。期間中、展示のほかモノクロームメゾチント技法を学ぶ体験教室(2月8日・9日)や、カミングスの詩を書くカリグラフィー講座(3月7日)などのイベントも開催される。

 営業時間は11時~17時(土曜・日曜・祝日は10時~、第1・3金曜は20時まで。)月曜休館
入館料は大人=600円、大学生・高校生=400円。中学生以下無料。3月22日まで。(イベントは有料 事前予約制)。問い合わせは同館(TEL 03-3665-0251)まで。

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