丸ビル1階のマルキューブ(千代田区丸の内1)で8月13日より戦国武将をテーマにしたイベント「大坂の陣400年 丸の内夏の陣 真田幸村と戦国武将たち」が始まった。主催は三菱地所株式会社、三菱地所プロパティマネジメント株式会社。
今年は1615年の大阪夏の陣から400年の記念の節目の年にあたる。同イベントではこれを記念し大阪夏の陣で活躍し、日本一の兵(つわもの)と称賛された真田幸村をメーンに徳川家康、豊臣秀吉、伊達政宗など著名な武将の甲冑レプリカ6体と東京初となる「真田丸」復元ジオラマの展示を行う。
「真田丸」とは大阪冬の陣で幸村が大阪城を守るために築いた出城のことで、徳川軍との攻防戦が歴史ファンの間では人気が高い。同ジオラマは「天王寺真田幸村博実行委員会」が企画し奈良大学千田嘉博教授が監修、京都造形芸術大学関本徹生教授によって制作されたもの。当時の大阪城総構(そうがまえ)から真田丸、四天王寺・茶臼山までを再現する。
真田幸村はかねてより人気の高い武将だが、来年度の大河ドラマが決まりさらに脚光を浴びており今回の展示にも初日から多くのファンや家族連れが駆け付けた。
イベント期間中は丸ビル4階の「丸の内ロフト」が真田軍のぼりタオルや陣羽織ストラップなど戦国武将グッズを販売する特別コーナーも登場。さらに1階の「Marunouchi Cafe × WIRED CAFE」では真田氏の家紋6文銭をオリーブのスライスで表現した「ブラッディYUKIMURA」(や「海老とオリーブのペンネ 怒りん坊トマトソース」などのオリジナルメニューを提供する。カフェの営業は月曜~木曜が7時30分~23時(金曜24時まで)。土曜が10時~24時、日曜が10時~23時。
開催時間は11時~21時(日曜は20時終了)、8月29日まで。