日本橋エリアでおちょこ片手に利き酒と街歩きを楽しむ日本酒イベント「日本橋利き歩き2015秋」の詳細が明らかになった。主催は新川屋佐々木酒店（中央区日本橋人形町2、TEL 03-3666-7662）

参加店はそれぞれ趣向を凝らした特別メニューを用意する

　人形町の料亭「きく屋はなれ」（日本橋人形町1）に蔵元を集めて毎年行われてきた利き酒会がベースとなる同イベント。昨年10月、15の蔵元と料飲店15店が参加する街歩きイベントとして改め規模を拡大して初開催。3回目となる今回は、参加蔵元35蔵、参加店も41店を超え、協力店や関連ショップも巻き込み過去最大の規模で行う。

　新たな試みとして、駐車場やビルの一角などを活用する「日本橋隙間市（ニホンバシスキマルシェ）」も併催。「利き歩き」に参加していない人でも楽しめるミニマーケットで、人形町交差点近くの「読売IS」ではオリジナルの酒蔵グッズを販売。宝田恵比寿神社横の駐車場では雑貨店「アムコ」が出張販売し、杉玉ワークショップなども開く。協力店も多数参加することとなり、「文明堂」（日本橋室町）では利き歩きウサギ焼き印の三笠山も販売する。

　受付となる佐々木酒店、きく屋はなれ、ダリア（日本橋大伝馬町2、TEL 03-3663-3021）、コレド室町地下1階の日本橋案内所（日本橋室町2、TEL 03-3242-0010）の4カ所でオリジナルのおちょことマップを受け取り、参加店舗を巡り、各店で振る舞われる銘酒を利き酒するという基本スタイルは前回を踏襲。参加各店では今回のイベントのために特別メニュー（別途有料）を用意する

　「全国から実力のある35蔵が日本橋エリアに集結するので、ぜひ蔵元の人と話をして飲み比べて、幅広い日本酒の魅力を楽しんでほしい」とイベントの発起人で佐々木酒店4代目当主の佐々木邦秀さん。「散歩感覚で気軽に参加してほしい」とも。

　開催日は10月3日、開催時間は14時～18時30分。参加費は当日3,000円、前売り2,500円。チケットは受付と参加店のほか、インターネットチケット販売e＋（イープラス）でも取り扱う。