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日本橋に時計館「タカシマヤ ウォッチ メゾン」 厳選83ブランド扱う

10時の開店前には多く時計ファンが行列を作った

10時の開店前には多く時計ファンが行列を作った

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 日本橋高島屋が10月7日、時計専門の路面店「タカシマヤ ウォッチメゾン」(中央区日本橋3、TEL 03-3211-4111)を開店した。

フェンシング金メダリスト太田雄貴さんが駆け付け、テープカットを行った

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 これまで本館6階フロアで営業してきた「時計・宝飾品」売り場のうち時計だけを中央通りを挟んだスターツ日本橋ビルの1・2階に移設したもので、日本初上陸3ブランド「スナイパー」「アンジェラス」「ラルフテック」を含む83ブランドを取り扱う。

 開店前に行われたオープニングイベントには、フェンシング世界選手権フルーレ個人金メダリスト太田雄貴さんや、1階正面などのデジタルサイネージのデジタル映像を手掛けたクリエーター集団「チームラボ」代表の猪子寿之さんなどが駆け付け、テープカットを行った。

 初年度の売り上げ目標は52億円。売り場面積は800平方メートルで、1階フロアは新規顧客の拡大をテーマに、近隣で働くビジネスパーソンを対象として気軽に機械式時計にトライできる売り場を演出。2階は機械式にこだわりのあるマニア層や、時計を資産と捉える富裕層をターゲットにラグジュアリーな環境の中でゆったりと時計選びができる雰囲気をつくり出す。

 一般的に機械式時計は3~5年に1度のオーバーホールが望ましく、それを怠ると潤滑油の劣化や消耗品の摩耗などで本来の機能を発揮することが難しくなる。こまめな整備が長期にわたる精度を保ち、子ども世代も愛用することが可能になるという。同店ではそうしたニーズに対して、永く使い続けた愛用品のメンテナンスを提供する「ウォッチリペアコーナー」を用意する。

 そのほか、2000本の在庫を誇るストラップの交換や、落ち着いたインテリアの中で専門誌を自由に閲覧できるライブラリー、限定品・先行品・新作モデルなどをブランドの垣根を越えて紹介するプロモーションコーナーなど、専門店ならではの時計ファンの心を捉えるサービスを充実させた。

インバウンド需要への対応も強化し、お届けサービスを実施する15ホテルへの情報誌の配布や、中国を中心としたアジア諸国への雑誌・ウェブサイト・SNSでの情報発信などで、海外からの集客にも力を入れていくという。

 営業時間は10時~20時

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